日々の幸せをかみしめる「しょうゆさしの食いしん本」

こんにちは、サトウ@mukashime)です。

今日は元気な実父と共に、ロードサイクルで50㎞走ってきました…。

私は普段運動しない体力0野郎なうえにロードサイクル初心者なので、「運動してきもちよかった~~!」を通り越して「今普通にしていても、深く息を吸おうとすると、息が詰まって苦しい…」って謎の症状が出ている状態です。しんでしまいます


父親の兄弟(全員65歳オーバー)二人もハイパーじいさんなため、時々父も混ざって3人で仲良く100㎞サイクリングにいったりします。化け物か?

今私が乗せてもらってるのは父の兄(70歳オーバー)のおさがりの自転車。
なんだかすごく価値があるらしいけど、「小さすぎて乗れねえからやる!俺、新しい(※めっちゃ高い)の買ったから!」とのこと。なんで私にはこの人の半分も元気がないんだ?あとお金ね!

自宅に戻りシャワーに直行する私の背に向けて、「あの時は平均速度が18.2㎞だった。今日お前と走った平均は18㎞。まあまあだな。もう少し練習すれば、俺たちと一緒に150kmいけるな!」とか父親が言っていた気がします。聞かないふりをしたので知りません。


脳死状態の時って、普段何度も読んでいる本が読みたくなるんですよね。

新しい情報をいれるほど元気もないし、でもなんだかのんびりできる本が読みたい。

もう内容もほとんど覚えているけど、あのページのあのコマやセリフが見たい。

最近はそんな時、

スケラッコさん著の「しょうゆさしの食いしん本」を読みます。

以前記事にさせて頂いた「しょうゆさしの食いしん本スペシャル」の前作に当たります。

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「スペシャル」のほうはフルカラーで大判書籍で、今回ご紹介する「しょうゆさしの食いしん本」のほうは白黒で単行本サイズです。

大きなコマ割りで、大きく描かれている料理は、相変わらずどれもおいしそうです。カラーでないにも関わらず、とても美味しそうなマルゲリータピザに、何度読んでも感動させられます。

情報ぎっしりで豪華な「スペシャル」、日常をおすそ分けさせてもらって穏やかな気分になる前作「食いしん本」。

個人的に一番刺さったエピソードは「好きだったお店が、しばらく行かないうちに閉店してしまった。それからは後悔を残さないように、好きなお店にはできるだけ行っておこうと思った」というもの。

作者さんの下のツイッター画像、左側のページです。

そうなんですよね。変わらない味を提供してくれる、好きなお店って、ずっとそこにある保証なんてないんですよね。

私の住んでいる地域は田舎で、代々続く、家族営業の小さなごはん屋さんが結構あります。

特に大好きなラーメン屋さんがあるのですが、数年前に筆頭のおじいちゃんが亡くなり、お客さんたちはご家族のことを心配していました。

でも残ったご家族は「できる限り、店は続けていきたい」とはっきり言ってくださり、今回のコロナ危機にも、休業に協力し、席数の縮小をして対策をして頑張ってくれていました。

こういうお店を応援するためにも、そして自分が後悔しないためにも、できる限り足を運びたいなと思うのでした。

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この記事を書いた人

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