こんにちは、サトウ(@mukashime)です。
Amazonプライムにホラー映画「来る」が入りましたね。
私は配信前にDVDで映画を鑑賞し、配信で話題になったので思い出し、原作本を読んでみたところです。
原作にあって映画にはない要素について賛否両論見かけることがあったので単純に気になってきちゃって。
自分でも確かめようと原作本を読んでみると、確かに削られている要素がたくさんありました。
その中でも「それ削る!?」っていうのは
怪異の正体そのもの
そもそも「来る」原作のタイトルは「ぼぎわんが、来る」。タイトルからも削られてる
そこまで徹底されると逆に清々しいのですが、実際に原作本を読むと、「ぼぎわん」の造形から、由来から、正体まで原作ではきちんと明かされてるんですね。
原作はその謎解き部分が非常に詳細かつ納得いく内容でまとめられています。
映画にするには確かに難しいかもしれません。
「ぼぎわん」の造形も、今の邦画の予算で作ったら安っぽくなってしまう可能性もありますし…
でも、もったいね〜〜〜〜〜〜〜っていうのが正直な気持ちです。
せっかくこんなに材料が揃ってるのに〜〜〜〜〜原作通りのぼぎわん見たかった〜〜〜〜(大の字)
というフラストレーションから今回は、「異形」がはっきり姿を見せた映画・ドラマを自分の備忘録も兼ねてまとめてみました。
趣味で思い出してるだけなので、「異形」についてあんま堅苦しい縛りはないです。人から異形に、もしくはそもそも化け物、なんでもありです。とにかく姿を見せてくれてれば
邦画をほとんど見ないので引き出しは少ないです。
内容が内容なので、ここから下には、人によってはショッキングな画像があります。ご注意ください
学校の怪談
突然の本命。
“口裂け女””人面犬”など学校にまつわる背筋が寒くなるようなウワサ話を集め、小中学生の間でベストセラーになった「学校の怪談」を映画化した恐くて楽しくてちょっぴりせつない冒険ファンタジー。明日から夏休みという終業式の日、古ぼけた旧校舎に閉じ込められた先生と子供たちが妖怪や怪奇現象に遭遇する恐怖の体験を描く。
Amazonより
私を異形萌えに突き落としたと言っても過言ではない映画です。
異形の名前は熊ひげさん。
かつて学校の用務員をしていた熊ヒゲさんは、何かがあって死亡したのち、学校の幽霊になっていました。彼自体は害悪ではない、普通の幽霊。
そんな彼に悪い蜘蛛の妖怪が取り憑いた事で生まれたのがインフェルノらしいです。
「学校の怪談」は、ストーリーがはっきりと子供向けでありながら、妖怪や怪異の描写に大人の本気が随所に見られる稀有な作品です。
その中でも、ラスボスと言えるインフェルノは別格。異形萌えとしてはガチで嬉しい事に、人の姿から怪異への変化まで見せてくれます。
邦画の引き出しが少ないせいでもあるのですが、今のところインフェルノを超える邦画界の異形を私は知りません。
人型からの変化、変身後の不気味さ、強さ。全てにおいてさいつよ。
しかも映画としても面白いんですよ「学校の怪談」は(大声)
異形萌えは異形が出てるだけで100点出しちゃう生き物なので映画の良し悪しは二の次になりがちです(主語がでかい)
なので、これから紹介する作品も「映画・ドラマ」としては「う〜〜〜〜〜〜〜ん」ってなるのもまあまああります。誰しもに諸手を挙げて見てくれ~~~~推薦する〜〜〜とはならないです…
でも「学校の怪談」はすごくよく纏まっている面白い映画です。
子供向けな上、だいぶ思い出補正がかかっていることは認めますが、それでも十分、素晴らしい映画だと思ってます。
見たことがない人には是非見て欲しい。
富江 ~最終章~ 禁断の果実~
異形姿がそんなに長くないので少し迷いましたが、その一瞬のインパクトが強いので入れてみました。
ある日、父子家庭の孤独な女子高生・登美恵の前に、左目の下にほくろのある美少女が現れた。彼女の名前は富江。同じ名前と言う気安さから仲良くなるふたりだが、実は富江は登美恵の父・和彦が25年前に愛した初恋の人だったのである。叶わなかった初恋をやり直そうと和彦をたぶらかし、邪魔になる登美恵を殺害させようとする富江。
Amazonより
何度殺しても生き返る美少女「富江」。バラバラにされた富江は生首になっても美しい。しかしその復活する過程の姿は…
実はストーリーはあまり覚えていない。百合映画として意外と有名らしい。
鉄男
異形映画(?)というか、カルト映画としてよく知られる「鉄男」。
ある日目覚めると、平凡なサラリーマンの頬に金属のトゲのようなニキビが・・・。その日から男の体の中で肉体と金属の壮絶な戦いが始まった・・・。ペニスまで金属ドリルと化した男は、恋人をえぐり殺し、“やつ”と合体した鉄のかたまりとなって、都市の荒野に叫ぶ。「世界中を錆くさらせて、宇宙のもくずに帰してやろう」「俺たちの愛情で、世界を燃え上がらせてやる」。世界へ向けて、巨大なメタルサイキックウォーズが始まる・・・。
Amazonより
肉体が金属と結合していく!なんで?説明不要!
今見ると画像が荒くて何が起きてるかよくわからないとこも多いけど、とにかく絵のインパクトが強い。ぐろ、ゴア描写も満載。
突然コマ送りみたいになったり、展開がぶっ飛んでたりするので、何かやばいPVを延々と見ているような気持になります。
苦手な人は全てにおいてダメだけど、刺さる人には刺さる作品。ドリル○ニスとか考えてもやろうってなかなか思わないでしょ…
意外にも一時期ネトフリックスに配信してました。いつか復活するかな
コワイ女 二作目 鋼
「コワイ女」は1話30分程度のオムニバスホラードラマです。
運命のいたずらで「コワイ女」と出会ってしまった三人の男女の物語を描いた驚愕のジャパニーズ・ホラー!監督:雨宮慶太×主演:中越典子・主演の「カタカタ」、監督:鈴木卓爾×主演:柄本佑の「鋼」、監督:豊島圭介×主演:目黒真希の「うけつぐもの」を収録。
Amazonより
すべての話で「コワイ女」ははっきり姿を見せているんですが、特に強烈なのが2話目の「鋼」。
ある日、主人公は上司から「妹とデートしてほしい」と頼まれます。見せられた写真には超美人の姿が。
主人公は引き受け、上司と共に彼の妹と会うことに。
それが↓のハガネちゃんだった。
この子がまあ、なんか異形萌えを刺激するんですよね…。
デート中、男の無神経な質問にちょっと拗ねてみたり、自由にスキップして駆け回ってなんか機械音的な笑い声を発したり、
勢いあまって池ポチャしたり
終始、シュールと恐怖は裏表というのを体現した感じ。
この子のお兄ちゃん(主人公の上司)というのが、香川照之というのも忘れてはいけない。この人、変人役してると生き生きするんだよな…。
正直、怖さ的にはハガネちゃんより香川照之がコワイ。
ハガネちゃんをお風呂に入れてあげながら優しく語りかけていたと思うと、一瞬にして豹変しハガネちゃんを棒で叩きまくり「化け物が…」と吐き捨てる香川照之…
怖い人の演技がうますぎる
ホラーとしては一作目の「カタカタ」もなかなかインパクトあります。
マタンゴ
不朽の名作(一部で)
本多猪四郎監督が極限状況下のエゴを怪キノコの誘惑の中に描いた傑作サスペンスホラー。7人の若者たちが漂着した孤島。飢餓に襲われた彼らはキノコを口にしてしまう。だが、それは…。
Amazonより
ホラーサスペンスというより、特撮畑で有名なのだろうか?
映画は見たことなくても、人間がキノコになっちゃう古い映画があったな~って記憶がある人もいるんじゃないでしょうか。
キノコ人間が割とはっきり襲い掛かってくるので私は割と好きな映画です。元気がいい怪人は良い
何匹もうじゃうじゃ湧いて出てくる絵も最高です。ネトフリかアマプラに入ってくれないかな~
今回はここまでです。
思い出したらその都度更新するかもしれません
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